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デザインをする上での便利ツール【デザイン素材編】

こんにちは。
ハズムクリエイションでWEBデザインを担当しているミカミです。
「デザインをする上での便利ツール」を前回に引き続きご紹介していきます。
今回は【デザイン素材編】をお届けします。

「デザイン素材」とは何か?

 デザインをする上で使用する「写真」「イラスト」「映像」素材のことです。
素材を用意する方法としてはカメラマンやイラストレーターにオリジナルで発注する方法と、素材サイトを利用して素材を用意する2つの方法があります。今回は「素材サイト」に焦点を絞ってご紹介していきます。

「素材サイト」について

素材サイトには無料で利用できる〈無料素材サイト〉と有料で素材を購入する〈有料素材サイト〉の2つがあります。

〈無料素材サイト〉では素材の種類に限りがあり品質にムラがありますが、無料で利用できる為、素材にお金を掛けることができない場合などに有効です。
〈有料素材サイト〉は種類・品質共に豊富で、自分が求める素材を見つけやすいのが特徴です。カメラマンやイラストレーターに発注する予算がない場合や、サブの要素として素材を使用する場合などに有効です。

主な無料素材サイト〈写真素材〉

01.写真AC

www.photo-ac.com

無料の会員登録が必要。無料で利用できる素材サイトの中ではかなり豊富な種類の素材を取り扱っています。無料会員はダウンロード数などに制限があります。有料会員になると制限なく利用することができます。月額/1066円(2020年1月21日現在)と他の有料素材サイトと比較すると安価なので気軽に有料登録できる素材サイトです。

02.ぱくたそ

www.pakutaso.com

無料で利用できる写真素材サイト。日本人モデルを被写体とした素材が多く、ユニークな人物素材を取り扱っているのが特徴。カテゴリ別にわかりやすく分類されているのでシチュエーションによって素材を探しやすいサイトです。

03.Pixabay

pixabay.com

海外の企業が運営している無料素材サイト。日本語表示に対応しています。人物素材を使用する際は基本外国人のモデルなので使用用途は限られます。風景素材などのクオリティは高く、有料素材と遜色ないレベルで使用できます。

04.Unsplash

unsplash.com

こちらも海外の企業が運営している無料素材サイトです。日本語には対応していないので、英語で素材を検索する必要があります。全体的な写真のクオリティが非常に高い為、有効活用できる素材が多いのが特徴です。

主な無料素材サイト〈イラスト素材〉

01.イラストAC

www.ac-illust.com

写真ACと同じ会社が運営しているイラスト素材サイトです。基本的な利用方法は写真ACと同じです。写真AC、イラストACの他にシルエットAC、年賀状ACなども展開しており、1つのアカウントで他の素材サイトも利用することができます。

02.TOPECONHEROES

kage-design.com

イラスト、シルエット、飾り枠、ピクトグラム、吹き出し、筆文字など他にも様々な素材サイトを展開しています。アイコンや背景、罫線など細部のデザインに活用できる素材が揃っています。

主な有料素材サイト

01.PIXTA

pixta.jp

写真、イラスト、動画、音楽素材を有料で購入できる素材サイトです。
4,780万点以上の高品質な素材がストックされています。日本人のモデルが多く使用されているのが特徴。欲しい素材を1枚単位で購入できます。

02.Shutterstock

shutterstock.com

素材ストック数が3億点以上という非常に多くの素材を探すことができるのが特徴。自分にあった定額制のプランを利用して購入することが可能です。

「素材サイト」を利用する際の注意点

素材を商用利用する場合

利用規約やライセンス契約を必ず確認しましょう。作者クレジットの表記など素材を使用する際の条件があるので必ず従いましょう。

素材使用のリスク

同じ写真やイラストが既に別のデザインに使用されている可能性があります。場合によってはオリジナリティが無いと思われてしまう場合があるので注意が必要です。

フリー素材の活かし方

無料で使用できる素材も加工することでオリジナリティを出すことができます。

01.色調を補正する

特に無料の素材では、全体的に暗かったり、そのままデザインに使用すると違和感が出てしまう場合があります。その際は色調を補正して色鮮やかに見せてクオリティを上げます。

02.加工する

イラスト調やモノクロなど色の雰囲気を変えて他と差別化をはかり、オリジナリティを上げます。

03.参考画像として使用する

無料の素材でもアングルや構成など具体的な参考イメージとして使用することができます。写真撮影やイラスト制作のアイデアとして素材サイトを活用しましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。デザインに使用する素材を全てオリジナルで用意することが一番の理想ですが、予算やスケジュールなどで難しい場合もあります。そのような時に素材サイトを利用することで、目的のデザインを制作することができます。素材サイトでしか手に入れることができないような海外の美しい風景なども活用できるのが素材サイトの利点でもあります。利用規約に準じて、素材を提供くださっているクリエイターに敬意を払いながら素材を活用していきましょう。

以上、お読みいただきありがとうございました。
次回は【フォント編】をお届けする予定です。

 

(担当:WEBデザイナー ミカミ)